かわいがりすぎは良くない?

 
 バラが上手に咲かない、プランターの花が咲かない。私たちに寄せられる質問です。肥料や水が足りないのだろうか、日当たりが悪いせいだろうか、病気になっているのだろうか・・・・。
いいえ。ほとんどの場合が、「かわいがりすぎ」が原因です。
 バラは、年に2回必ず咲きます。初夏と秋に。これが初夏には咲いたのに秋には咲かないというのは、花を木で咲ききらせてしまったのが原因です。花が咲くということは、種を作るということです。花が終わると種が出来ます。種を作ることが目的なのですから、それ以上花を咲かせる必要はなくなりますね。種を作るというのは、ものすごくエネルギーが必要な作業です。ですから、バラの木そのものがたいへん疲れてしまう結果となります。
 庭のバラの木に花がたくさん咲いているのを眺めるのは気持ちのいいものです。けれども、満開になる前に枝ごと選定しましょう。切る場所はイラストを参考にして下さい。こうすると秋にもう一度バラの花が楽しめるはず。バラの花を切らないでいるのは、実は、バラにとってはかわいそうなことなのです。
 プランターの花が咲かないのは、ほとんどが、水のやりすぎによる根腐れが原因です。苗の時期ならば土の表面が乾いてからの水やりで充分です。苗が育ってきたら、人差し指の第1関節の所まで乾いてから水を与えます。
 2、3日の旅行ならば出がけにプランターの下に開いている穴から水が流れるくらいにたっぷりと与えます。真夏で朝1回。それ以外は、2、3日に1回で充分です。これ以上はやりすぎになります。水が切れて葉がしおれる直前に与えるくらいがいいようです。
 病気の予防には、玄米酢を500倍程度にしたものを霧吹きで週1回散布して下さい。アブラムシには、牛乳パックをすすいだ水を、霧吹きで散布します。牛乳の油がアブラムシの全身にまとわりついて窒息して死んでしまいます。庭やベランダで、農薬を使う必要などほとんどの場合ありません。 

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