
2人目の子供を出産し、3ヵ月ほどたったある日、一本の電話が。 以前、論文が入賞したとき、会場で声をかけてくれた編集プロダクションから。 「伊達のバラ園を取材してくれない?」 取材の経験は、地元の育児雑誌でほんの数回あるだけで、本格的なものはなかった。 しかし、「やります。」と答えていた。 相手に電話すると、「主婦がやっている会社とは仕事したくない。」とすぐに断わられた。 事情は分からないが、せっかくの仕事をなくしてはならずと、必死の説得交渉。 翌日には、子供2人を連れて伊達にいた。 そしてその週末には本取材。 駅まで迎えてくれた、その人は「写真も撮れなきゃいい仕事できないぞ。」「もしやる気あるなら、紹介してやる!」 私の仕事ぶりも見ないうちに、いいのかな・・・?と思った。 体験レポ的な取材は何とか終わった。 早速札幌駅の近くのカメラ店へ出向いた。中古の良いものがあった。電話をすると、元外国通信社のカメラマンだった彼は「それ手付け打っておけ、買いだ」と言った。10万円の投資をした。 師匠は、「バカ弟子かとう」と呼ぶ。 冨田きよむとの出会いは、私の人生のコンパスをを思わぬほうへ向けた出来事だったと今思う。 |
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