Episode42  同い年の鉄瓶   2004/6/12

ついに鉄瓶を手に入れた。
HP作りの弟子鈴木ゆっかが送ってくれたのである。
やはり鉄瓶である。
昔はどこの家庭にでもあったように記憶しているのだけれど、最近はトンと見る事はなくなった。北海道は東北から開拓にはいった人が多いので、南部鉄瓶が多かったのだろうか。

この粒々の模様がいいではないか。
「あられ」と呼ぶんだそうだ。
あちこちの南部鉄瓶のHPを見ても、異口同音に、
1 いかなる事があっても内部にさわってはいけない。
2 外側は渋茶の出がらし葉っぱで磨け。
とある。
で、湯は使いきりにするのが正しく、すべての湯を注ぎ終わったら、ふたを取り余熱で冷ます、と、ある。冷めていくあいだに鉄瓶内部の水分がすっかり乾燥するのだという。

なるほどなるほど・・・。

この鉄瓶。
4〜5年ほどほったらかしにしておいたということだけれども、早速湯を沸かし、やはりHPの弟子瀬川さんが送ってくださった新茶を入れた。
鉄の味などまったくしないのであった。普段よりも確実に数段うまいお茶である。水はもちろん昨日汲んできた羊蹄山の湧水である。

ほったらかしてあったにもかかわらず、鉄の味がしないのは、しっかりと内側が使い込まれていたからだろう。この鉄瓶は私が生まれた昭和33年に芽室町農協の創立10周年の記念に組合員に配られたものだ。

宝物が出来た。


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