Episode65 吹雪の峠越え  2005/2/16

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このところ札幌に出る時にはほとんどJRを使っていた。何でかというと、自分で運転しなくてもいいからだ。
自分で運転しなくてもいいということは、どういうことかというと、たとえ列車が事故を起こしても、私には何の責任もないということであり、「被害者」の立場を堅持できるということである。

これはなかなかに都合のいいシステムだなあ。
お金で問題を解決できる。

しかしながら、今年も「花祭り」が始まる。
大量の花材を注文しなくてはいけないのだ。注文した花材自体は、問屋さんから送ってもらえばすむので自分で運ぶ必要はないのだけれど、実際にものを見て注文しなくてはいけないので、そうすると、当然札幌の町の中をかなりの距離を移動することになる。
問屋さんは交通機関では行きにくい場所にあるので、やっぱり車で行かなきゃいけないのだ(ーー;)

というわけで、厳冬期の美笛峠越えである。高速道路を使えばいいものを、ケチって一般道を使った。
路面は当然つるつるの圧雪アイスバーン。こっちはおっかなびくリゆっくりゆっくり走っているのだけれど、トラックはビューンと抜き去ってゆくのだ。

「このタコ!突っ込め(▼▼)」

などと悪態をつくのだ。はっきり言って、わたくしを抜き去った車のすべてが道路わきにでも突っ込めばいいとさえおもってるのだ。雪がたくさん積もってるので、死ぬほどのことはない。

わはは(^O^)
他人の不幸はミツの味である。実に見事に、派手に、豪快に転んでいるではないか。
北海道の人間は、こうやって転んでしまったトラックを見ても、かわいそうだなどとはぜんぜん思わないのだ。
厳冬期の峠道でぶっ飛ばすやつが悪いのである。最近流行の言葉で言うと、自己責任だ。

ちなみに、このとき助けに派遣されたミニパトとすれ違ったのは、ここからほとんど15kmも離れた千歳と苫小牧の分岐点の信号のところであった。
で、大型トラックが転んでいるのに、ミニパトのおまーりさん約1名がいったところで何の助けにもならないだろうなあと思った。


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