Episode49  月に1度水を汲む  2004/10/6

我が家は井戸水である。
家を建てる前に畑の水や利用に掘ったものだ。えらく高かった。しかも、飲めない。
体に悪い成分が入っているから飲めないというにのではないのだ。そこはちゃんと検査してもらった。
要するに鉄の味が強いのである。
地下80mも掘ったのに。
近所の井戸はちゃんとのめるそうだ。

で、まあ、トイレとか風呂も真っ赤になっている。築2年ですでにで真っ赤になったので、女房は悲しそうな顔でこぼした。

で、最初は我慢してその水を飲んでいた。けれども、浄水器のフィルターがあっという間に詰まるのを見ると、どうしても飲む気にはなれなくなった。
というわけで、我が家の水汲み大作戦が開始された。もう何年になるだろう。5年以上は、いや7年以上は汲みに行っている。

羊蹄山の麓に湧き水の名所がある。我が家から車で1時間ほどである。そこまで毎月1度、必ず汲みに行く。ちょうどほぼ1か月分飲み水や煮炊きに使う分を車に積むことだできるのだ。20リットルタンクで12個。240kg分である。
飲み水や煮炊きに使う分というのは思った以上に少ないものだ。トイレとか風呂、選択に使うほうがはるかに多い。

というわけで、今回はいいお天気だったのでカメラを持っていった。道端に盛りを過ぎたけれども、薄紫の花が群生していた。
後で、友人に「ノコンギク」というのだと教わった。

北海道は朝晩もう寒い。
いやな冬がまもなくやってくる。
いやな冬の前に、今月の後半から3週間にも及ぶ長期ウスラバカ旅が始まる。今度の旅は、関東から始まって鹿児島まで行って、その足で折り返して世界遺産の熊野の取材となる。合計4500kmを越える距離である。
厳しいスケジュールなので、8月9月となるべく仕事を入れないように、家でできる仕事に絞ったのだけれども、相変わらずであった。ただ、いささかではあるが、のんびりとすごすことができた。
さて、そろそろエンジンをかけなきゃね。


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